HPを更新しました リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 7月 06, 2020 この度ホームページを更新しました。商品やイベント情報など随時更新していきます。http://www.sanko-shoji.net リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
尺八横の掛軸について 1月 29, 2025 皆さん、掛軸といえばどんなサイズをイメージされますか? 恐らく多くの方が思い浮かべるのは、「尺五立(しゃくごたて)」と呼ばれるサイズではないでしょうか。 「尺五立」は、掛軸の軸先(巻く部分)を除いた幅が約54.5cm前後、丈が180~200cmくらいのものを指します。実は、サンコー商事のお客様がお求めになる掛軸の9割以上がこの「尺五立」です。掛軸らしい縦長の構図が多くの方に愛されている理由かもしれませんね。 一方で、あまり知られていない掛軸のサイズに「尺八横(しゃくはちよこ)」というものがあります。幅は約72cm前後、丈は130~150cmほどと横長の掛軸です。この「尺八横」は実は少し地味な存在で、縦構図の「尺五立」に比べて人気は控えめ。しかし、意外にも多用途で便利なサイズなんですよ! 尺八横の魅力とは? この横長サイズの最大の特徴は「丈が短い」こと。 そのため、小さめの雛人形や兜、鎧などを飾っても本紙に重ならず、背景としてぴったりなんです。空間を広く感じさせる横長のデザインは、現代の住空間にも意外と馴染みます。 さらに、長年使用した後に「額装に変更したい」というお客様もいらっしゃいますが、「尺八横」のサイズは額縁へのリメイクも比較的スムーズです。使用用途が広がるこのサイズ、実はとても使い勝手が良いんですよ。 2025年は「尺八横」に挑戦してみませんか? 今年、新しい掛軸の魅力を発見してみませんか?普段とは少し異なる「尺八横」を取り入れて、空間の雰囲気を変えるのも面白いかもしれません。 写真や飾り方のアイデアなどもお気軽にご相談ください! 掛軸一覧は、公式サイトでご覧いただけます。ぜひ一度覗いてみてくださいね。 👉 サンコー商事 掛軸一覧ページ #掛軸のある暮らし #尺八横掛軸 #サンコー商事 #日本文化の魅力 続きを読む
親子虎の掛軸修復と、掛軸に込められた物語 11月 14, 2024 こんにちは、サンコー商事です。 今回は、親子の虎が描かれた掛軸の修理をご依頼いただきました。 虎の絵には古くから、家を守り、災難を振り払う守護の意味が込められています。力強い虎の姿は、生命力そのものであり、その力強さは多くの人々の心に畏敬の念を与えてきました。 「無事長久を祈って」「家族の健康を願って」「寅年生まれの守護として」、あるいは「某球団の勝利祈願に」とさまざまな思いを託して虎の掛軸を飾られる方も多いですね。 今回修復させていただいた掛軸には、親と子の虎が描かれており、親子の愛情の深さも感じられる作品でした。日本画や掛軸には、こうした深い意味や願いが込められていることが多く、それが一層、見る者の心を引きつけるのだと思います。 もしご自宅に掛軸があるなら、ぜひ改めてじっくりと眺めてみてください。きっとそこにも、ご先祖様や家族の願いや思いが込められているかもしれません。 さて、私も時々展示会などで掛軸の話をすると、つい話が長くなってしまいます。「掛軸の深さや魅力を知ってほしい!」という一心で、ついつい熱が入ってしまうのです。ただ、その中でふと思うのが「私の説明が、お客様の自由な解釈を妨げてしまっていないだろうか?」ということです。 本当は、絵の感じ方や見方は人それぞれであり、あえて私から多くを語らず、お客様ご自身が感じるままに楽しんでいただくのが一番だと分かってはいるのですが、掛軸の価値が伝わらず「古臭いだけ」と思われるのもまた怖くて、つい話しすぎてしまうのです。 このブログを読んでいただいている皆様には、私がついおしゃべりしてしまうのもそんな理由だとご理解いただけると幸いです。そして、もしお会いする機会がありましたら、「もうわかったからちょっと黙っとれ」と、遠慮なくお声かけください(笑)。 では、またどこかの展示会でお会いできるのを楽しみにしています。 2024年の展示会スケジュール 11/15-16 兵庫県小野市 JA兵庫みらい 小野営農生活センター 11/16-17 三重県いなべ市 JAみえきた いなべ総合センター 11/19 滋賀県草津市 JAレーク滋賀 草津老上支店 11/20 滋賀県草津市 JAレーク滋賀 草津支店 11/20 三重県四日市市 JAみえきた 川越支店 11/21 三重県四日市市 JAみえきた 羽津支... 続きを読む
天照皇大神の掛軸修理をご依頼いただきました【加西市のお客様】 1月 25, 2025 このたび、加西市のお客様より「天照皇大神」の掛軸修理のご依頼をいただきました。ご依頼いただいた掛軸には、「皇大神宮禰宜天見通命裔荒木田神主謹書」との記載がありました。「荒木田神主謹書」とは、伊勢神宮の禰宜(ねぎ)を世襲していた荒木田氏が書かれた掛軸であることを指します。 荒木田氏は代々、伊勢神宮の禰宜を務めたとされています(現在の禰宜は荒木田氏ではありませんが)。そのため、当社に修復やお買い上げのご相談をいただく天照皇大神の掛軸の多くには、荒木田氏の名前が見られます。一部、書道家の方が書かれたものも存在しますが、真ん中に伊勢神宮の「神璽」(印)が押されていないため、あまり出回っていないようです。 天照皇大神の掛軸は「祝い掛け」として年中飾れる魅力 天照皇大神は太陽の神様ですので、季節を問わず年中お飾りいただけますし、祝い掛けとしてお正月にも飾れます。その利便性ゆえ、掛けっぱなしにされる方もいらっしゃるようです。しかし、掛軸は紙や絹がベースになっているため、傷みやすいのが特徴です。特に光や湿気の影響を受けやすいため、飾る期間はできるだけ4ヶ月以内にとどめることをおすすめします。 万が一、掛軸が傷んでしまった際は、ぜひサンコー商事にご相談ください。掛軸の修理や表装について、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応いたします。 ご相談や修理については、以下のページをご覧ください👇 サンコー商事の修理相談ページ #天照皇大神 #掛軸修理 #伊勢神宮 #荒木田神主 #祝い掛け #サンコー商事 #掛軸文化を後世に #掛軸メンテナンス 続きを読む
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