天照皇大神の掛軸修理をご依頼いただきました【加西市のお客様】
このたび、加西市のお客様より「天照皇大神」の掛軸修理のご依頼をいただきました。ご依頼いただいた掛軸には、「皇大神宮禰宜天見通命裔荒木田神主謹書」との記載がありました。「荒木田神主謹書」とは、伊勢神宮の禰宜(ねぎ)を世襲していた荒木田氏が書かれた掛軸であることを指します。
荒木田氏は代々、伊勢神宮の禰宜を務めたとされています(現在の禰宜は荒木田氏ではありませんが)。そのため、当社に修復やお買い上げのご相談をいただく天照皇大神の掛軸の多くには、荒木田氏の名前が見られます。一部、書道家の方が書かれたものも存在しますが、真ん中に伊勢神宮の「神璽」(印)が押されていないため、あまり出回っていないようです。
天照皇大神の掛軸は「祝い掛け」として年中飾れる魅力
天照皇大神は太陽の神様ですので、季節を問わず年中お飾りいただけますし、祝い掛けとしてお正月にも飾れます。その利便性ゆえ、掛けっぱなしにされる方もいらっしゃるようです。しかし、掛軸は紙や絹がベースになっているため、傷みやすいのが特徴です。特に光や湿気の影響を受けやすいため、飾る期間はできるだけ4ヶ月以内にとどめることをおすすめします。
万が一、掛軸が傷んでしまった際は、ぜひサンコー商事にご相談ください。掛軸の修理や表装について、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応いたします。
ご相談や修理については、以下のページをご覧ください👇
サンコー商事の修理相談ページ
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