新見市(岡山県)で犬養毅(木堂)先生の額装を承りました
昨日、ブログで「政治家と揮毫と表装」についてご紹介しました。本日はその一例として、岡山県新見市のお客様よりご依頼いただいた犬養毅(木堂)先生の書の額装についてご紹介します。
犬養先生といえば、5.15事件における毅然とした態度が記憶に残る、日本の近代史を代表する政治家の一人です。岡山県出身の先生だけに、岡山県内には多くの書作品が残されているようですね。
今回ご依頼いただいた作品は、半紙に書かれたもので、経年劣化による黄ばみや、折り目がついているなど、状態はやや悪化していました。
まず、作品を傷つけずに汚れを落とすため、丁寧な洗いとシミ抜きを行いました。墨が流れ出ないように、ニカワで墨を固定しながら、一つ一つ丁寧に汚れを落とし込んでいきます。
その後、作品を保護するために裏打ちを施し、周囲を裂地で装飾。そして、額装することで、見違えるような美しい作品へと生まれ変わりました。
サンコー商事は、「美術で人を繋ぎ、文化を伝承する」という理念のもと、美術品の販売と修復を行っております。
今回の犬養先生の書のように、歴史ある作品を後世に残すお手伝いをさせていただくことは、私たちにとって大きな喜びです。
美術品に関することなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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